安定版角食パン
シンプルなパンを焼くのが好きで、週末はよく家族で食パンを焼いています。
我が家では中身がずっしり詰まった角食パンが好評のため、一般的なパンの分量より多めに調整した以下のレシピに落ち着きました。
サンドイッチやバタートーストと相性が良い、食べ応えのあるパンになっていると思います。
1. レシピ
角食パン(一斤分)
強力粉 300g : 本記事のパンは、キタノカオリ 200g 春よ恋 100gを使用
砂糖 15g
塩 6g
ドライイースト 3g
バター 15g
水 210g
牛乳 10g
牛乳はヨーグルトでも可です。
2. 調理手順
- 混ぜ込みから一次発酵まで
ボウルにバター以外の材料をすべて入れ、粉っぽさがなくなるまで箸でかき混ぜます。
かき混ぜたら台の上にのせ、台にこすりつけるようにこねます。最初は台と手に生地がくっついて絶望しますが、15分ほどこねていると、弾力がある生地に変化 しますので頑張ってください。
15分こね、生地のまとまりが良くなったら、生地をカードで小さめのぶつ切りにし、断面にこすりつけるようにバターを混ぜ込みます。最初のこねでできたグルテンの隙間にバターを滑り込ませるイメージですが、このやり方が正しいかはわかりません。試行錯誤しています。
バターを入れ、10分ほど同じようにこねると、生地がきれいにまとまるので、丸めて一次発酵をします。軽く打ち粉をしたボウルに生地を移してラップをした後、35度のオーブンで一時間ほど寝かせましょう。大体2倍ぐらいの大きさになれば完了です。
なお、本記事では一次発酵までのこねはすべてホームベーカリーでおこなっています。手捏ねも楽しいのですが、やはり体力と時間が必要になるので。。
ホームベーカリーだと面倒くさいことは考えずにオールインで大丈夫です。
一次発酵完了まで一気に持っていってくれる優秀なマシン。いつも助かってます。
- 一次発酵から二次発酵まで
一次発酵で生地のサイズが2倍ほどになれば、打ち粉をした台に移し、パンチを入れます。
パンチとは、一度イーストが出したガスを抜いてやり、生地を新鮮な空気に触れさせるための工程だそうですが、意味はあまりわからずにやっています。
生地を手のひらで押すとガスが抜けるので、再度丸め、ラップをかけ30分放置します。
パンチの工程が終われば、食パン型に合わせて生地を分割し、ラップをかけて20分放置します。
うちの型は縦長なので、3分割しました。
20分の間に、型にショートニングを塗ります。ショートニングというのが非常に大事で、サラダ油などでは型抜きのタイミングでパン生地がくっついてしまいます。 固形油ならよいので、マーガリンなどでも代用できるかと思います。(未検証)
20分経過後、それぞれを薄く伸ばし、3つ折りにして端からくるくると巻いて型にいれます。
型に入れたまま2次発酵(環境は1次発酵と同等)すると、これくらいの大きさになります。
山食にする場合はもう少し大きくなるまで待ちますが、角食の場合はこれくらいで蓋をして、オーブンに入れます。
- 二次発酵から完成まで
210度に予熱したオーブンで30分焼きます。
うまくいけば蓋の上面までぴったり生地が上がった四角いパンが焼けているはずです。
蓋をあけてほっとする瞬間。開けた瞬間の匂いがたまらなく好きです。
焼印にも初挑戦。クッキー型をバーナーで炙って押してみました。桜がくっきり。
焼き立てのパンはビニール袋に入れて、次の日に食べましょう。
小麦粉や牛乳の割合など、探求ポイントが多々あるので、随時改定していきたいですね。
ありがとうございました。